東京五輪まであと1927日ですが、もしかしたら千葉県でも一部種目が開催されるかもしれませんね!
今日のニュースでまた楽しみが増えたところですが、

少しずつ、ランニングのパーソナルトレーニングのお申し込みもご依頼をいただくようになり、また今週からスタートの方もいらっしゃいます!

これからマラソンやトライアスロンに出てみたいという方もたくさんいらっしゃいますが、
どんどんスポーツを楽しむ方が増え、そして5年後には今までとまた違った感覚でスポーツを観たりやったりする方が、どんどん増えていけば良いなと改めて感じています

さて今日の話題は、

ランニングのパフォーマンスアップに「股関節」がとても重要

このフレーズを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

今日は、ランニングと股関節について少しお話したいと思います

スプリンターも長距離ランナーも大腰筋が大きかった

下の画像は、短距離選手の「大腰筋」のMRI画像なんですが、矢印で示してあるところが「大腰筋」と呼ばれる筋肉です
これは、私のお腹です(笑)現役を引退して2年後くらいですが、アスリートの筋肉について研究をされている先生に声をかけていただき、光栄なことに撮影をしていただくことができました!このサイズは、当時のアジア大会代表の短距離選手と同じだったそうです!やった!

でも残念ながら、私は大腰筋がこのサイズだったからと言って、アジア大会の日本代表にはなれませんでしたね(泣)

Psoas major

そしてこの下の図に「大腰筋」というところがありますね!4番目の腰椎(腰の骨)あたりから、太ももの骨にくっついていて、脚を引き上げてくれます

体幹深層筋⒉

また、長距離選手でも未発表ながら同じように大腰筋のサイズを比較されているのを見たことがありますが、その結果「身長に対するサイズ(身長比と言います)」では日本人の選手とケニア人の選手では違いは無かったようですが、「絶対値」と呼ばれる、身長などを考慮しないそのまんまのサイズについては、ケニア人選手が大きかったようです

この大腰筋がアスリートランナーでは大きかったことから、「股関節は重要」ということで皆さんのトレーニングに活かされているわけなのですが、単純に股関節を引き上げるエクササイズだけでこの部分が鍛えられて、それがランニングに直結するのか?というと、もちろん疑問がわいてくるわけですよね

狙って鍛えるものか?結果的に鍛えられたものか?

スプリンターやトップの長距離ランナーは、ほぼ毎日といって良いほど、全力で走る「スプリント」ハイスピードの「ランニング」を競技練習としておこなっています
この時、地面に対して大きな力を加えて、その時に地面からもらった反力を上手く前に進む力に変えているわけです←このテクニックが結構大事だそうです

そして練習の成果がタイムなどの結果に結びつくわけですね!

そんな時に大腰筋はどんな仕事をしてくれているのかというと?

  1. 地面に力が加わります
  2. 前にカラダが進みます
  3. 上半身は後ろに傾きそうになり、後ろに脚が流れそうになります

この時に、大腰筋は「引き伸ばされながらも」上半身が後ろに持って行かれそうなのに耐えつつ、脚を後ろに流さずに前に持って行く(リカバリー)働きをしています

この「伸ばされながらも」頑張っているのが結構重要で、「こういう頑張りがあってのあのサイズ」だと言えるでしょう

引き伸ばされながら力を発揮することで、筋肉はより大きくなりやすいと言われています

これがもしも引き上げる動作だけで走っていたら、トップランナーの大腰筋はここまで大きくなっていなかったのかもしれません

こんなことから、「今の自分よりも、さらに大腰筋を鍛えたい!」という場合は、このことを理解したうえで「股関節のトレーニング」をやっていくのが大切そうですね!

「じゃあ引き上げるだけの筋トレは意味ないの?」となるかもしれませんが、

もちろん筋力トレーニングの中でもこの部分を強化していったり、スプリントドリルでこの股関節をパワフルに使えるようにしてみたりします

そして、ランニングの中では「カラダを前に進めるために効果的なやりかた」狙ってスプリントトレーニングやスピードトレーニングも取り入れていきます
その繰り返しで、結果的に大腰筋が大きくなっていくのだと私は考えています

いずれにしても、「大腰筋」が走るときに重要ということは間違いないことだと思いますので、なぜ重要でどういうことで鍛えられるのか?ということを考えながらトレーニングしていくのが重要かなと思い、今日はこの話題に触れてみました!